【国際業務部門】第5回 WHO Simulation 開催報告
9/16から9/18の3日間にわたりオリンピックセンターにて第5回 WHO Simulation in Japanを4年ぶりに対面で開催し、20名以上の方にご参加いただきました。
WHO Simulationとは各学生がそれぞれの国の大使になりきり、実際のWHOで行われている会議を模擬する企画です。各大使は事前に会議の準備として自分の担当する国や議題について調べ、当日の会議では自国の政策や国益を考慮しながら、国際社会として問題解決に貢献するために、演説や交渉を行いました。最終的に、議題に対する世界規模での決議草案を作成し、議会として可決するか否かの投票を行いました。
今回のWHO SimulationではReproductive Health and Rightsについて英語を用いて討論し、世界的にボトムアップな解決策に議会として同意することができました。
参加者の方々からは、
「たった一日だけで流れが大きく変わり、逐一自分の立場を考えながら進めました。ただ、段々と何が自分の国にとって良いのかや他の国のことまで考え始めてしまったり、医療以外の面まで向き合えていなかったりと難しさも感じました。」
「いろんな国の立場を理解できた。多様な視点があることを知れて面白かった。」
「始めは議論がなかなか活発になりませんでしたが、スタッフの方が手厚いサポートをしてくださり、会議を円滑に進めることができてとても良かったです。」
といったご感想をいただきました。
WHO Simulationは国際業務が主体となる唯一のイベントであります。来年度のWHO Simulationにもより多くの方にご参加いただけると幸いです。
文責:Vice President for International Affairs