Standing Committee On Sexual & Reproductive Health and Rights including HIV & AIDS / SCORA
性と生殖に関する健康と権利・HIV/AIDSに関する委員会

SCORA-Japanは、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)様と合同で、FIGO・IFMSA・WATOG 「すべての医学生に対する性と生殖に関する健康とウェルビーイング(幸福)についての教育において避妊と中絶を含めることを支持する共同声明」を翻訳しました。

翻訳文章はこちら

FIGO・IFMSA・WATOG 「すべての医学生に対する性と生殖に関する健康とウェルビーイング(幸福)についての教育において避妊と中絶を含めることを支持する共同声明」

原文はこちら

IFMSA, FIGO and WATOG joint statement on abortion and contraception in medical education


SCORAは、一般市民、特に若者の性に関する知識や意識を向上させることを目指し、医療系学生を中心に HIV / AIDSをはじめとする性感染症、多様な性、ならびに性教育についての知識を深めることを目指します。

SCORAでは、『性を知り、生を豊かにをモットーに、以下の3つのプロジェクトが活動しています。

◆Peer Education Project
若い世代の人たちと同世代である医療系学生の立場を活かし、正しい性知識を伝え、性に関するテーマについて考える機会を提供することで、より豊かな人生を送るサポートをすることを目指すプロジェクトです。

具体的な活動は、小中高生に向けた性教育の出張授業(Peer Education)と大学生を対象とした性に関する勉強会です。出張授業について、2022年度は高校5校、中学校1校の約1300人に対してPeer Educationを行いました。Peer Educationの新たなご依頼やご質問は、pep@ifmsa.jpまでお願いいたします。

◆Rainbow Flag Project
現在の社会に顕在しているジェンダーバイアス及びセクシュアルマイノリティの差別・偏見をなくすこと、セクシュアルマイノリティの社会的認知度や性の多様性への理解の向上を行うことで、それぞれが持つセクシュアリティを尊重できる社会を目指すプロジェクトです。

東京レインボープライドをはじめとした全国各地のイベントへの参加や、セクシュアリティに関する勉強会、ワークショップを行い、医療系学生の立場からセクシュアリティに対する理解の向上を目指しています。

◆STI Prevention Project
大学生を中心に性感染症について知識を深めるイベントを行い、HIV/AIDSをはじめとした性感染症の予防・啓発活動に取り組み、性感染症について悩む人を減らすことを目標に活動しているプロジェクトです。啓発活動として実際にコンドームの配布を行ったりしています。

性感染症は活動範囲が広がる大学生にとって身近なものになっていきます。性感染症の何が怖いのか、どのように対策していくことが大切なのか、など日常生活では習わないことを積極的に取り扱いながら知識を深め、啓発しています。私たち医療系学生が発信することで少しでも感染症の予防につなげ、性感染症で悩む人が減ると良いなと思っております。

 

以上を主なプロジェクトとしています。
SCORAはスタッフ同士の切磋琢磨によって得られた性に関する深い知識と非常に高いプレゼンテーション能力をもとに活動しています。

『性』という言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
もしかすると、自分とは関係ないこと、人と話すことではないものだと思うかもしれません。しかし実際には、『性』は自分自身に関わるものであり、日常の生活と切り離せないものでもあります。
自分の日常に『性』が深く関わっていることを感じてもらい、身近に感じてもらう。そして、これからの「生」に役立ててもらう。

これを目標に私たちは活動しています。

是非私たちと一緒に学んでみませんか?

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2022年度は、公益財団法人エイズ予防財団 並びに 一般社団法人未来支援委員会の助成を受け、活動を実施いたしました。

2023年度は、一般社団法人未来支援委員会の助成を受け、活動を実施いたします。