Standing Committee on Sexual & Reproductive Health and Rights including HIV & AIDS / SCORA
性と生殖に関する健康と権利・HIV/AIDSに関する委員会

SCORA-Japanは、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)様と合同で、FIGO・IFMSA・WATOG 「すべての医学生に対する性と生殖に関する健康とウェルビーイング(幸福)についての教育において避妊と中絶を含めることを支持する共同声明」を翻訳しました。

翻訳文章はこちら

FIGO・IFMSA・WATOG 「すべての医学生に対する性と生殖に関する健康とウェルビーイング(幸福)についての教育において避妊と中絶を含めることを支持する共同声明」

原文はこちら

IFMSA, FIGO and WATOG joint statement on abortion and contraception in medical education


SCORAでは、『性を知り、生を豊かに』をモットーに、一般市民、特に若者の性に関する知識や意識を向上させることを目指して活動しています。

 

◆Rainbow Flag Project
様々なセクシュアリティについて学ぶことで、差別や偏見をなくし、「性の多様性」の理解向上を目指すプロジェクトです。
医療系学生の立場から、それぞれが持つセクシュアリティを尊重できる社会を目指して活動しています。

<具体的な活動>
・さっぽろレインボープライドをはじめとした全国各地のイベントへの参加
・セクシュアリティに関する勉強会やワークショップの実施

 

◆Peer Education Project
若い世代への性教育を通じて、「いのちの大切さ」を伝えるプロジェクトです。
同世代である医療系学生の立場を活かし、正しい性の知識を伝え、性に関するテーマについて考える機会を提供することで、多くの人がより豊かな人生を送るサポートをすることを目指します。

<具体的な活動>
・大学生を対象とした性に関する勉強会
・小中高生に向けた性教育の出張授業(Peer Education)

2024年度は高校4校約300人に対してPeer Educationを行いました。また、子ども食堂、子ども会自治会にて、小学生を対象にも実施しました。
Peer Educationの新たなご依頼やご質問は、<pep@ifmsa.jp>までお願いいたします。

 

◆STI Prevention Project
勉強会や啓発活動を通して、性感染症で悩む人を減らすことを目標に活動しているプロジェクトです。大学生を中心に性感染症について知識を深めるイベントを行っています。

<具体的な活動>
・性感染症についての勉強会やワークショップの実施
・SNSを用いた啓発活動
・コンドームの配布

性感染症は活動範囲が広がる大学生にとって、身近なものとなっています。
「性感染症のリスクや予防方法」などの日常生活ではあまり習わないことを積極的に取り扱いながら、啓発活動を行っています。私たち医療系学生が情報発信することで、性感染症の予防につなげ、性感染症で悩む人が少しでも減ることを願っています。

 

以上を主なプロジェクトとしています。
SCORAはStaff同士の切磋琢磨によって得られた性に関する深い知識と非常に高いプレゼンテーション能力をもとに活動しています。

 

「性」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

パートナーとの関係、からだの変化、避妊や感染症、SNSで見かける情報、友達との関係…。
ある人にとってはとても身近で、ある人にとってはまだどこか話しづらいものかもしれません。
しかし、「性のこと」は誰にとっても、日常や人生と切り離せない大切なテーマでもあります。

わたしたちSCORAは、「性のこと」を学ぶことで、より多くの人に充実した人生を歩んでほしいという思いで活動しています。

正しい知識を持つこと、自分と他人のちがいを知ること、そして誰かの声に耳を傾けること。
それは、自分自身の「生き方」にも、医療者としての「在り方」にも、きっとつながっていきます。
私たちと一緒に「性のこと」を学び、考えてみませんか?
SCORAでお待ちしております。

 

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2024年度は、 公益財団法人エイズ予防財団の助成を受け、活動を実施いたしました。
2025年度も、公益財団法人エイズ予防財団の助成を受け、活動を実施いたします。