【STIP×いだてんクリニック コラボ企画 開催報告】

【STIP×いだてんクリニック コラボ企画 開催報告】
6月10日(水)21時30分より、Zoomにて、STIP×いだてんクリニックコラボ企画「今、知りたい!聞きたい!セクシュアルヘルスケア〜患者さんに寄り添う・向き合うってどういうこと?〜」を開催しました。いだてんクリニックは大阪府にある医療機関で、性に関する悩みをはじめ、さまざまな背景を持った患者さんに寄り添った医療の提供を目指し、ご尽力されています。本イベントには、延べ23人が参加し、性感染症に限らず、私たちが大切にしたいセクシュアルヘルスケアについて、幅広く学びを深めました。
初めに、いだてんクリニック代表の石内崇勝先生にご講演いただきました。いだてんクリニックでの診療の実際やクリニックの運営に関するお話から、「医療者として今後どのように医療に向き合うべきか」や、「どのような力が求められるのか」まで、幅広い内容でお話しいただきました。セクシュアルヘルスケアという切り口から、新しい視点を持って医療について考え、患者さんに寄り添う姿勢やチーム医療の大切さを改めて実感することのできた貴重な時間となりました。
講演後の質疑応答では、SlidoとZoomのチャット機能を活用して、参加者から多数の質問をいただきました。石内先生には一つひとつの問いに丁寧にご回答いただきました。どの質問も奥が深く、改めて医療について多角的に考える機会となりました。
参加者からは、
「セクシャルヘルスケアだけではなく、クリニックのシステムや他業界との関わりなど、医師という職業や働き方についても考えるきっかけになり、非常に勉強になりました。」
「PrEP や Gender Affirming Careなどについて、実際に医療に関わっている方からお話を聞く機会を得られて、本当に良かったです」
「500円相談など、人とのつながりを大切にしている先生だからこそできる取り組みだなと思いました。自分自身もつながりを大切にしていきたいです。」
など、たくさんのご感想をいただきました。
IFMSA-Japan SCORA STIPでは、今後も外部団体との連帯を通して、幅広く「性」や、「性と医療」について考えるイベントを企画・開催していきます。
引き続き、皆さんのご参加をお待ちしております。
文責:2025年度 STIP責任者


