【SCOME】第2回 本気のLLP 開催報告
1月31日の22時よりLife Lesson Project(以下、LLP)にて、「本気のLLP」を実施しました。
本気のLLPとは、普段なかなか話す機会がない死生観、人生観、倫理観をテーマとし、LLPのStaff同士で深いところまで語ることを目的とした会です。
第2回目となる今回は高学年のStaffが多く参加してくださったこともあり、終末期の臨床実習での体験から話を掘り下げていきました。
具体的には、臨床実習で感じた終末期の患者さんに対する医療者のスキルに関する体験談から話を展開し、キューブラー・ロスが提唱した「死の受容過程」の理論をもとにした死を迎えようとする人の死の受容に関する話題や、ヴィクトール・フランクルが第二次世界大戦中のナチスの強制収容された経験から執筆した『夜と霧』という書籍で伝えられている「態度的価値」という言葉に着目し、「人生においてどんな状況でも希望を見出すことができる」という考え方にも触れることができました。
以下、参加者からの意見です。
「色々な人の様々な意見が聞けてよかったです。 精神面、知識面でも深められたと思います。」
「実習を回っている上級生の方のお話も聞けてすごく新鮮でした。一つの話をきっかけに色んな角度から話を深められて楽しかったです。」
「本気のLLP」では、このような難しいと感じるテーマについても、参加者が持つ知識や経験、考えなどを交えて自身の死生観、人生観、倫理観に関する考え方を深められるような機会にしていきたいと考えています。
参加してくださったStaffの皆さん、ありがとうございました!😌💭
文責:LLP責任者